髪がカラーで染まる仕組み

夏になると髪色も明るくしたいなー。

なんてお客様が多くなってきます。


そこでカラーがどうして染まるのか書いとこうかと!


カラーは1剤と2剤にわかれていてその二つが混ざり合う化学反応で染まります。


薬の作用する時間はおおよそ30分ですので薬局などで買えるホームカラーも同じくこの時間以上おいてもあまり意味がなくなってしまいます。


お薬混ぜたら素早くぬって30分で流しましょう!


黒髪を明るめの色にする場合髪の毛内部では2剤の成分がメラニン色素(髪を黒く見せているもの)を分解して明るくなったところに、1剤の染料が入り髪の色味となります。



髪の毛についたカラー剤はこんな工程で染まっています。

カラーして1ヶ月たって、やけに明るくなったなと感じる時はカラーの色素が落ちて色味の抜けた状態です。


意外と暗めのカラーでも8レベルくらいまで明るくした状態に染料で暗い色がのせてあります。



ここまでをふまえてカラーを長持ちさせるにはどうする?


1、明るくなる事を前提に少し希望よりもワントーン暗めに色味をいれる

2、いずれ明るくなるのと新しくのびてくる地毛の差がグラデーションになるよう根元だけ染めるリタッチでもやや暗めで染める。

そのあたりを注意して美容師さんにカラーのオーダーをするともちの良いカラーに仕上がりますよ!





吉村透の"Gratitude for the meeting."

感謝=Gratiiの心を忘れず一期一会の出会いを大切にしたい。 美容師 吉村透のGratiiでの日々。

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